誰でも「愛想がいい人」って言われたいですよね。愛想がいい人は、たくさんの人に囲まれて愛されています。そんな愛想がいい人をうらやましく思い、憧れている人は多いのではないでしょうか。愛想がいい人の特徴を知って、あなたもみんなから愛される愛想がいい人になりましょう。
愛想がいい人ってどんな人?
「愛想」とは、人と接するときに相手が心地よくなる態度や、人当たりの良い態度のことを言います。また、人に対する好意、愛情、信頼感を表します。
つまり、「愛想がいい人」とは、相手が心地よくなる態度で人と接することができる人、人に対して好意、愛情、信頼感を持っている人のことを言います。
愛想と愛嬌の違いは?
「愛想がある人」「愛嬌がある人」というように使われて、どちらも同じような人柄を想像するのではないでしょうか。あなたは2つの違いを説明できますか。愛想と愛嬌、違いは一体何なのでしょうか。
愛想については、先ほど述べたように、相手が心地よくなる態度で接することが出来る人、人に対して好意、愛情、信頼感を持っている人です。いっぽう、愛嬌とは、表情がにこやかで可愛らしい様子や、ひょうきんな仕草という意味で使われます。
愛想は、意識をしてふるまっている行動や態度のことで、愛嬌は、もとからその人が持っているものということになります。
愛想がない女性の特徴
愛想がない女性は、とっつきにくく、何を考えているかわからないという印象があり、仲良くなりにくいのが特徴です。しかし、いつでも誰にでも笑顔ではない分、そんな女性が笑った顔はとびきりの笑顔のはずです。心を開いてくれたら、優越感と満足感に満たされます。
愛想がない女性には、いろいろな心理が働いていて、愛想がなくなってしまっている場合もあります。愛想がない女性の特徴を知って、彼女の心の氷を溶かしてみましょう。
挨拶をしない
挨拶は人と人との関係を築くためにとても大切なコミュニケーションです。しかし、愛想がない女性は、挨拶をしない、もしくは、いい加減に挨拶をします。
愛想がない女性が、自分から挨拶をすることはほとんどなく、相手からしっかりと挨拶をしてもらっても、適当に挨拶を返してしまうのが特徴です。
笑顔が少ない
愛想がない女性の特徴は、あまり笑わないことです。笑顔でいることが極端に少なく、テンションも低いことが特徴です。笑顔が少ないと周囲に怒っているような印象を与えてしまいます。不満で、楽しくないような雰囲気を出してしまっています。
愛想がないことを気にして、笑顔を増やそうとして無理に笑うと不気味な笑顔になってしまい、かえって周りの人を怖がらせてしまう結果になってしまうこともあります。
人と関わることが嫌い
愛想がない女性は、そもそも人が好きではありません。人間関係をめんどくさいと感じ、1人でいる方が気楽で良いと考えていて、1人でいることを好みます。
できるだけ人と関わりたくないので、愛想がないと思われるほうが、人が寄ってくることもなく、めんどくさくなくて良いと思っています。相手のことをよく知らない早い段階から、人を拒絶しようとする心理が働いているので、初対面の人に対しては、特に冷たい態度で接する人もいます。
しかし、人と関わることが嫌いになった理由がある場合が多く、心の奥底になんらかの傷を持っている可能性があります。意識的に愛想を悪くしている人もいますが、過去の経験から自分を守ろうとする自己防衛が働き、無意識に愛想がなくなってしまっている場合があります。
自分に自信がない
愛想がない女性は、自分のことが好きではなく、自分に自信を持つことができないのが特徴です。「どうせ自分なんか」と思っているので、なかなか積極的になることができず、愛想がないと思われてしまいます。
自己肯定感が低く、自信がないためにそっけない態度になってしまい、そんな自分をますます嫌いになってしまうという負のループにはまってしまっている場合もあります。
ネガティブに物事を考えてしまう
愛想がない女性は、物事をネガティブな方向に考えてしまう特徴があります。ネガティブに考えてしまうので、いつも不安や不満、ストレスを抱えています。不安や不満、ストレスで心と体がいっぱいになってしまうので、どうしても顔がこわばってしまったり、無表情になってしまいます。
このような様子をみて、周りの人は、愛想がないと感じてしまうのです。
愛想がいい女性の特徴
どんな女性を見て、愛想がいい女性だと感じますか。どうして愛想がいい女性は好かれ、仲間が集まってくるのでしょうか。それでは、愛想がいい女性の特徴をご紹介します。
挨拶をしっかりする
愛想がいい女性は、自分から進んで挨拶をしっかりします。挨拶が、人間関係を築くためにとても大切なことだとわかっているからです。
愛想がいい女性は、ちゃんと1人1人と挨拶を交わし、いいかげんにはしません。それは、初対面の人に対しても同じです。むしろ、初対面の人に対してはいつも以上に丁寧に挨拶をすることを心がけています。
初対面の人に対する挨拶は、人間関係の始まりである重要な儀式という考えがあります。最初の印象が挨拶で決まり、今後の人間関係にも影響してくると考えられているからです。愛想がいい女性は、このようにしっかりと挨拶することができるので、親しみと好感を持たれます。
明るい性格で人と関わることが好き
愛想がいい女性は、人と関わることが楽しく、大好きだという人が多いのが特徴です。初対面の人にでも、積極的にコミュニケーションを取ることができます。
また、コミュニケーション能力が高く、気取らずに自然体で、誰とでも笑顔で楽しく過ごすことができる能力を持っています。人と関わることの楽しさを知っているので、その場を盛り上げることもできます。
盛り上げるために冗談を言ったりして、ノリが良く、話を聞くことが上手なのが、愛想がいい女性の特徴でもあります。
思いやりがあり気配りができる
愛想がいい女性の特徴は、相手のことを考え、相手の立場になって、物事を考える事ができることです。体調が悪そうな人がいれば声をかけます。忙しそうな人がいれば、自分に出来る事はないかと探して手伝います。
周りの状況をよく観察し、把握しているので、すぐに手をさしのべることができるのです。愛想がいい女性は、周りをよく見ているので、声をかけられる前に自分から行動します。何も言わなくても気付いてもらえるということが、周りの人からの信頼に繋がっているのです。
コミュニケーション能力が高い
愛想がいい女性は、人が好きで、人からも好かれるため、大勢の人が周りに集まってきます。そのため、コミュニケーション能力がとても高いのが特徴です。たくさんの人とたくさん関わることでコミュニケーション能力に磨きがかかります。
愛想がいい女性は、一緒にいて楽しく、とても居心地が良い雰囲気を作り出すことが得意です。お互いに好意を持てば、より良いコミュニケーションがとれるようになります。それは、人間関係の輪が広がることにも繋がり、愛想がいい人のコミュニケーション能力がさらに高まる結果になります。
人から嫌われにくい
愛想がいい女性は、いつも笑顔を絶やさず、誰とでも仲良く楽しく過ごすので、一緒にいて不快な思いを与える事が少なく、人から嫌われにくいという特徴があります。
周りの人の空気を読むことも得意なので、その場に合った対応ができ、相手のことを気遣うこともできます。人が好きなので、誰に対しても好意を持って接します。
たとえ、相手が自分の苦手だと思う人であっても、そんな素振りを見せることもなく、好意的な態度で接するため、相手からは嫌われにくくなります。
愛想がいい女性がモテる理由
「愛想がいい女性と愛想がない女性のどちらが好きですか」と聞かれたら、やっぱり、「愛想がいい女性」と答えるのではないでしょうか。いつもニコニコしていて、居心地のいい人と一緒にいたいと思いますし、そんな女性はとても魅力的ですよね。
笑顔の女性がそばにいることで、物事がうまくいっていると実感でき、自信を持つことができます。また、愛想がいい女性は、場の雰囲気を読む力に優れているので、場の雰囲気を盛り上げて一緒に楽しんだり、さりげない気遣いができます。
いつも笑顔で気遣いもできて、一緒に盛り上がって楽しむことができる、そんな女性はとても魅力的なのでモテるのです。自分の友人に紹介するときにも、自慢の彼女というわけです。
愛想はいいけど彼女にはしたくない女性の特徴
いつでも笑顔で、場の雰囲気を盛り上げることもでき、その上気配りもできる人当たりのよい愛想がいい女性は、異性から見ても同性から見ても魅力的ですよね。
しかし、そんな愛想がいい女性でも、異性から彼女にしたくないと思われてしまうことがあります。それは、一体どんな愛想がいい女性なのでしょうか。
弱音や本音を言わない
愛想がいい女性の周りには、人柄の良さからたくさんの人が集まります。いつも楽しい雰囲気でみんなを楽しませてくれて明るく過ごしています。しかし、どんな人でも、つらいときや悲しいとき、腹が立つときはあります。
愛想がいい女性は、そんなときでも笑顔を絶やさずに明るくいようとしますが、弱音を吐くことが全くないと心を開いていないと思われてしまいます。本音は別にあって、本当は何を考えているのかわからない女性を彼女にしたいとは思わないのです。
自分の目の前にいる女性は、本当の彼女ではなく、本当の彼女はまったく違う性格の持ち主なのではないかと疑い、本当の姿ではないと感じると魅力を感じなくなってしまいます。たまには、弱音を吐いたり、本音を語ってみたりしてみましょう。
態度が急変することがある
愛想がいい女性がいつもニコニコと笑顔を絶やさないのは、人から好かれたいという心理が働いているからです。ただし、なんらかの理由で、好かれたくない、好かれなくていいと思ってしまった相手ができたときには、そんな相手に対しては、極端に冷たい態度になってしまうことがあります。
普段、笑顔でにこやかな愛想がいい女性のそんな態度には、びっくりするのではないでしょうか。そんな彼女の一面を目にしたとき、自分が嫌われるような事をしてしまったとき、同じように冷たくなるのではないかと男性は想像してしまうのです。
そんな事を想像し、考えると恐くなってしまい、彼女にしたいと思えなくなってしまいます。
人がいるときといないときに差がある
「人がいない時でも、1人でニコニコしている」というのは、奇妙な光景ではありますが、愛想がいい女性が人がいなくなった途端に、顔からスッと笑顔が消え、疲れた様子を見てしまうと、無理矢理、愛想がいい女性を演じていたという印象を与えてしまいます。
本当の彼女は一体どんな女性なのかという疑問と、頑張って愛想がいい女性を演じていることへの不信感を生み出してしまいます。愛想がいい女性を演じているということは、本当の自分を見せてくれていないと感じるのです。
女性の本当の姿を見せてもらえていないと感じた男性は、自分は信頼されていないと思い、ショックと裏切られたという感情を抱きます。信頼関係を築くことができない相手を彼女にしたいとは思えないのです。
愛想よくなるためには?
愛想がいい人の特徴を知ると、ますます愛想がいい人になりたいと思ったのではないでしょうか。それでは、すぐに始められる愛想がいい人になる方法をご紹介していきます。
自分から挨拶をするように心がける
まずは、人間関係の基本の挨拶をすることから始めましょう。人と出会ったら、自分から相手の目を見て、しっかりと挨拶をします。
助けてもらったとき、嬉しかったときは「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えましょう。迷惑をかけたとき、悪いことをしてしまったと思ったときは「ごめんなさい」と謝りましょう。
ほんの些細なことでも、相手に気持ちを伝えることができれば、相手のあなたに対する印象が変わってきます。
実は、多くのことを話すことが苦手な愛想がない人にとって、「挨拶」というのは一言で思いを伝えられる便利な言葉なのです。
周りを気にしてみましょう
視線を上げて、周りに目を向けてみましょう。いつも視線が下がってしまっていて、自分の世界に入り込みすぎているのではないでしょうか。周りを見て、人の言動を観察してみましょう。
普段は気がつかない、おもしろいことを発見できるかもしれません。そうすれば、わずらわしいと思っている人との関係への気持ちが変化してきます。そして、だんだん、あの人のことをもっと知りたいと思うようになります。
人と関わることに否定的で、人に興味を持たない愛想がない女性が、人に興味を持つということは大きな一歩です。愛想がいい女性に近づいてきました。
相手の話を真剣に聞きましょう
愛想がない人は、人との関係を極端に避けるためコミュニケーションが低いという特徴があります。コミュニケーション能力が低いため、積極的になれないのです。
コミュニケーション能力をすぐに高めることはできませんが、それを理由にして、人との関わりを拒否するのではなく、まずは自分が相手の話をしっかりと真剣にくことからはじめましょう。そうすることで少しずつ、コミュニケーション能力をつけることができます。
あなたも愛想がいい人になれる
いかかでしたか。どうして「愛想がいい人」と思われるのかわかったでしょうか。
愛想がいい人の言葉や行動には、相手のことを知りたい、認めたいという思いが込められています。まずは、あなたの近くにいる人に興味をもってみましょう。
きっと、気付いたときには、自然と人間関係が広がっていて、あなたはたくさんの人が集まる「愛想がいい人」になっているはずですよ。