負のスパイラルの意味・原因・断ち切り方の全てを解説!仕事・恋愛にも全て当てはまる

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1度ハマるとなかなか抜け出せない負のスパイラルに悩まされている方は多いでしょう。

実は、負のスパイラルは原因や断ち切る方法を知ると早めに抜け出せるのです。

ここでは、負のスパイラルの意味や断ち切り方、負のスパイラルに陥ってしまう原因についてご紹介します。

「負のスパイラル」の意味とは?

負のスパイラルは断ち切るのが難しく、長引いてしまうことが多いです。

しかし、原因や断ち切る方法などを知っておけば、すぐに抜け出すことができるかもしれません。

今回は、負のスパイラルの意味から陥ってしまう原因、抜け出す方法などをご紹介していきます。

まずは、負のスパイラルの意味や反対語などを見ていきましょう。

「負のスパイラル」の意味とは

負のスパイラルという言葉を耳にする機会はありますが、詳しい意味を説明できる人は少ないかもしれません。

負のスパイラルの意味を簡単に説明すると、次から次へと悪いことが重なっていく状態のことを言います。

英語で表現する場合は、「negative spiral」「negative loop」という表記になります。

他にも、「vicious spiral」「vicious circle」という表現の仕方もあるようです。

「vicious」には「ひどい」や「悪意のある」という意味があります。

「負のスパイラル」に関連した言葉とは

負のスパイラルに似たような言葉には、「悪循環」や「負の連鎖」が挙げられます。

これらの言葉は負のスパイラルと同じ意味を持っています。

反対語は、「正のスパイラル」や「好循環」です。

この2つの言葉には「良い行動がさらに良いことを呼び、それが繰り返される」という意味があります。

負のスパイラルに陥る原因を振り返る

負のスパイラルに陥ると、なかなか自分を客観的に見られなくなってしまいます。

そのため、原因を探ることも難しいことが多いです。

事前に原因になり得るものを把握しておけば、早めに負のスパイラルから抜け出すことができるでしょう。

仕事

負のスパイラルの原因は、仕事であることも多いです。

仕事によっては努力が必須になる仕事もあるでしょう。

そんな中で一生懸命努力しても空回りばかりで、上手くいかなかった経験はありませんか?

もしかすると、それは負のスパイラルに陥っていた可能性があります。

仕事が思うようにできない日は、それに動揺してなかなか切り替えられないことも少なくありません。

切り替えが上手くいかないことにも焦ってしまい、さらなるミスをしてしまうのです。

さらに、打たれ弱かったり精神が不安定だったりすると、次の日まで引きずってしまうこともあります。

もちろん、プライベートに持ち込んでしまうこともあるでしょう。

そんな状況を抜け出すために頑張りすぎて心や体を壊してしまう人もいます。

人間関係

人間関係が原因で負のスパイラルに陥ってしまう人も多いです。

関係が良くない他人との人間関係を重視し、どうにか仲良くなろうと頑張る人もいるでしょう。

もちろん、努力しても上手くいかない人間関係は存在します。

しかし、負のスパイラルに陥っている人は、悪化していく関係を諦められない場合が多いです。

その結果、どんどんネガティブ思考になってしまい、負のスパイラルを断ち切ることができなくなってしまいます。

金銭面

負のスパイラルに陥る原因として、金銭面での不安も1つの要素となります。

生きていくうえで、お金はとても大事なものです。

ただし、お金が全てというわけではありません。

お金が全てだと考えてしまう人は、お金を稼ぐことに一生懸命になるでしょう。

転職や手に職を付けるためには、色々な知識を学ばなければなりません。

しかし、勉強や時間を作るためには、そのためのお金が必要になります。

お金を稼げるようになるためのお金がないという状況に、どうすることもできないと絶望してしまうのです。

その状況は極度のストレスとなり、最悪の場合、体を壊してしまうかもしれません。

恋愛

最初に例を挙げた状況以外にも、恋愛には負のスパイラルにはまってしまう原因があります。

いわゆるダメ男やダメ女と付き合っていて、「自分が幸せになるためにも別れよう」と決めて別れる方は少なくありません。

しかし、そのような人たちは次の恋愛でも同じような人に惹かれてしまうのです。

もちろん、似たような傷つき方をして別れることが多いでしょう。

別れてしまう原因を特定する気力が残っていないため、また同じタイプの人と付き合ってしまうのです。

そのうち、そんな自分が嫌になりったり、人間不信になったりしてしまう可能性もあります。

病気

負のスパイラルは、病気が原因で陥ってしまうこともあります。

病気が判明した時に明るい気持ちでいられる人はほとんどいません。

マイナスな雰囲気がさらに不幸なことを呼び寄せやすいと言われているため、病気と共に負のスパイラルが始まってしまうのです。

また、病気にかかると疑心暗鬼になることも多く、人を疑ってしまうことも増えるでしょう。

知らず知らずのうちに人を傷つけてしまい、人間関係も上手くいかなくなってしまいます。

思い込み

思い込みが激しいことも負のスパイラルに陥る原因です。

正しいと考えることは一見ポジティブに見えるでしょう。

しかし、間違っていることを正しいと決めつけてしまうと、色々なことを見落としてしまいます。

「自分が絶対に正しい」と突き進んでも上手くいかず、どんどん自信がなくなってしまうのです。

間違っていることに気づくまで負のスパイラルから抜け出すことは難しいでしょう。

もちろん、間違っていると思い込むことも負のスパイラルに陥る原因になります。

嫌なことが続くと「自分はダメ人間なんだ」と思い込んでしまい、さらなる不幸を呼び寄せてしまうのです。

嫌なことが続くと「自分はダメ人間なんだ」と思い込んでしまい、さらなる不幸を呼び寄せてしまうのです。

負のスパイラルに陥りがちな人の特徴とは

定期的に負のスパイラルに陥ってしまう人には、いくつかの特徴があります。

負のスパイラルに陥りがちな人は、ぜひ参考にしてみてください。

自分に自信がない

負のスパイラルに陥ってしまう人の特徴には、考えや行動に自信がないことが挙げられます。

他人の目を気にしながら行動するため、自分が考えた言動もすぐに「間違っている」と思い込んでしまいます。

自分の中の軸がブレがちだと「一貫性がない人」と認識されてしまい、人間関係でもトラブルが発生しやすいです。

そのトラブルが負のスパイラルの原因になってしまうことも少なくありません。

プライドが高い

プライドが高い人の中には、他人からのアドバイスや指摘を聞かない人が多くいます。

自分が間違っていることを認めてしまうと、プライドが傷ついてしまうのです。

中には間違っていることに気づいていながらも、自分の意志や言動を貫いてしまう人もいます。

その結果、頑張ってもどんどん悪い方向に進んでしまうのです。

その場しのぎの言動が多い

取り繕って自分を良く見せようとしたり、失敗を隠そうとしたりする人も負のスパイラルに陥りがちです。

もちろんその場での印象は良くなるかもしれませんが、その場しのぎの言動であることが判明してしまうことも少なくありません。

取り繕っていたことが判明した場合、印象がとても悪くなってしまいます。

その場で本当の自分を見せていれば、避けられるトラブルもあるでしょう。

特に、仕事のミスなどを取り繕ってしまった場合は、さらに大きなトラブルに発展してしまい、負のスパイラルに陥ってしまいます。

過去に囚われている

負のスパイラルに陥りがちな人の中には、過去の失敗や成功に囚われている人もいます。

どのような状況でも新しい解決方法を生み出さず、過去の失敗や成功から判断してしまうのです。

例えば、問題に直面した時、過去の失敗を思い出してその問題を避けようとします。

しかし、その問題は過去に起こったものとは全く別物である場合が多いです。

それに気づかずいつまでも過去と現在を照らし合わせながら過ごしてしまうため、自信や成長につながらないのです。

こだわりが強い

「絶対にこれを手に入れたい」「何と言われようとやり続ける」などのこだわりを持った人は、自分の意思をなかなか曲げません。

プライドが高い人とは少し違い、自分や好きな物事を信じる力が強いのです。

ほとんどの場合は、長所として見られるでしょう。

しかし、負のスパイラルに陥ってしまった時は厄介な性格と思われてしまうことが多いです。

自分を客観視することも苦手なので、どのような状況になっているかも把握できません。

悪い方向へ進んでいってもこだわり続けてしまうため、負のスパイラルから抜け出すことができないのです。

負のスパイラルを断ち切る・抜け出す為の方法とは

負のスパイラルを抜け出すためには、断ち切る方法を知る必要があります。

ここでは負のスパイラルを断ち切る方法をいくつかご紹介するので、自分に合ったものを試してみてください。

原因を特定する

負のスパイラルを断ち切るおすすめの方法は、負のスパイラルに陥っている原因を特定することです。

原因を特定するには、自分が負のスパイラルに陥っていることを自覚する必要があります。

不幸なことや嫌なことが続いている場合は、どんなことが起こったか詳しく紙に書き出してみましょう。

さらに、なぜそのようなことが起きたのかまで考えてみると負のスパイラルを抜け出すことができるかもしれません。

ただし、負のスパイラルに拍車をかけてしまう可能性があるので、考えても仕方のないことは考えすぎないように注意です。

仕事とプライベートを分ける

仕事が原因である場合は、仕事とプライベートを切り離すと負のスパイラルから抜け出すことができるかもしれません。

休日や帰宅後、家庭などに仕事のことを持ち込むと、リラックスする時間がなくなってしまいます。

仕事のことは仕事中に考える癖をつけてみましょう。

失敗を成功に活かす

仕事に限らず、恋愛や人間関係で失敗したことを思い出してしまうのであれば、失敗した理由や解決方法なども一緒に考えてみましょう。

失敗を思い出してくよくよしているだけの時間は、ほとんどの場合意味がありません。

意味のある時間を過ごすためには、解決方法を探すことに専念すると良いでしょう。

解決方法を考えておけば、似たような問題に直面した時、負のスパイラルに陥りづらくなります。

自分の幸せを考える

恋愛における負のスパイラルを断ち切るには、本当の幸せについて考えてみると良いでしょう。

自分のことを傷つけたり気を遣ってくれなかったりする相手といるのは、本当に幸せなことでしょうか。

現在、恋人について悩んでいる人は、一緒にいる意味を考えてみるのも良いかもしれません。

理想通りの恋愛は難しいですが、なるべく理想に近い恋愛をするように心がけてみてください。

休息時間を設ける

ストレスはもちろん、体調が悪くても病院に行かず放置してしまうと、取り返しのつかないことになります。

仕事が忙しくて無理をしても、自分が壊れてしまうと負のスパイラルに陥ってしまいます。

異変に気づいたらすぐに休息時間を設け、体を労わってあげましょう。

自分を大切にすることも負のスパイラルから抜け出す1つの方法です。

ポジティブ思考を心掛ける

負のスパイラルを断ち切るには、ポジティブ思考を心掛けるのも大切です。

ポジティブな思考は、プラスな出来事も引き寄せてくれます。

ここでポイントなのは、信用できる他人の指摘やアドバイスもしっかりと受け入れることです。

真に受けすぎるのもよくないですが、「そういう考えもあるんだ」程度に聞いておくと後で役に立つかもしれません。

時が経つのを待つ

誰のせいでもなく、原因もわからない負のスパイラルも少なからず存在します。

そのような場合は、時間が解決してくれるのを待つのが良いかもしれません。

下手に行動してしまうと、さらに状況が悪化してしまうこともあります。

嫌なことなどもなるべく気にしないように過ごしましょう。

人を頼る

自分の力ではどうしようもない場合は、他人を頼るのも負のスパイラルを断ち切る方法です。

人間関係や恋愛でトラブルがあった場合は、信用できる友人に仲介役をしてもらうのも良いでしょう。

仕事でのトラブルなら、上司や同僚に相談してみてください。

負のスパイラルを加速させる考え方・習慣

無意識に取っている行動や考え方が、負のスパイラルを加速させていることもあります。

当てはまる人は少しずつ改善していき、負のスパイラルに陥らないようにしましょう。

同じミスを繰り返してしまう

失敗しても学んだり改善しようとしたりせず、似たようなミスを繰り返してしまうと、負のスパイラルから抜け出すことができません。

もちろん、人生には失敗が付きものなので、失敗自体は悪いことではないです。

自分の悪い部分はしっかりと改善するようにすれば、負のスパイラルを断ち切る力もついてくるでしょう。

他人に干渉しすぎてしまう

恋愛や仕事、人間関係における負のスパイラルは、他人に干渉しすぎることで陥ってしまうことが多いです。

他人は他人という考えを持って人と接してみてください。

また、他人を変えようとしたり幸せにしてあげようとしたりすることも控えた方が良いかもしれません。

良かれと思ってアドバイスをしても、他人からすると迷惑になってしまうことがあります。

他人とは一定の距離を保つようにして、心地よい関係を築いていきましょう。

ネガティブ思考

ネガティブ思考が癖になっている人は、負のスパイラルに陥ることが多いでしょう。

物事はマイナスに考えるほど良くない方向へ向かっていってしまいます。

「言霊」という言葉があるように、言葉には魂が宿っているのです。

「ダメだ」「できない」「嫌い」などのネガティブな言葉は、負のスパイラルを招いてしまいます。

なるべく口に出さないように意識することから始めてみましょう。

嘘に嘘を重ねてしまう

仕事や恋愛、人間関係において、見栄を張ったりミスを隠すために嘘をついたりすることもあるでしょう。

ただ、何度も嘘をついていると、嘘がバレそうになることが増えてしまいます。

そのような時に嘘が嘘だとバレないように、嘘を重ねてしまうことも少なくありません。

これが負のスパイラルの始まりになってしまうのです。

さらに、嘘はいずれバレてしまうものです。

嘘がバレた時、仕事や恋愛、人間関係で信用されなくなってしまいます。

問題を放置してしまう

やるべきことが多いと、後回しにしてしまうことも多いでしょう。

しかし、やるべきことは次から次へと発生します。

放置することによって、やるべきことが何倍にも膨れ上がってしまいます。

どこから手を付ければいいのか分からなくなってしまい、気持ちも憂鬱になるでしょう。

それがストレスとなって、さらにやる気がなくなってしまうのです。

やるべきことをしっかりとこなしていくことで、負のスパイラルを断ち切る力が手に入ります。

負のスパイラルに陥ると中々抜け出せない

負のスパイラルに陥ると、なかなか抜け出せないことは多いです。

しかし、今回ご紹介した負のスパイラルを抜け出す方法を使えば、早めに断ち切れるかもしれません。

仕事や恋愛、人間関係における負のスパイラルには、それぞれに合った解決方法があります。

負のスパイラルに悩んだ時は、ぜひもう1度この記事を読んでみてください。

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