自分に自信がない、という人は少なくありません。また、いつもは自信満々なのに、何かがきっかけで自信をなくしてしまう、ということもあるでしょう。自信がないと、何をするにも消極的になってしまいます。自信をつけるためには、どういった行動や気持ちを持てば良いのでしょうか?
ここでは、
- 自分に自信が持てなくなる原因
- 自信を持つおすすめの方法
をご紹介します。一人で抱え込まず、ぜひ紹介することを参考にしてみてくださいね。
自分に自信が持てなくなる原因
自信が持てないのは「もともとそういった性格だから仕方がない」と思っている人も多いでしょう。しかし、最初から自分に自信がなかったわけではなかったはず。
自分に自信を持てなくなる原因があるものです。自分に自信を持つためには、なぜ自信が持てないのかの原因を考えてみましょう。自分に自信が持てなくなる人の特徴や原因についてまとめました。
他人と比較するクセが付いている
人は自分より優れている人に目がいきがちです。優れている点や、いいところばかり目がいってしまい、他人と比較して自分は劣っている、と感じてしまいます。
自分にも優れている部分はあるのに、どこか一部でも自分より優秀であったり突出している部分を目の当たりにすることで自信をなくしていくのです。完璧主義だったりする人に多い傾向があります。
努力した経験が少ない
自信を持っている人というのは、挫折や大きな苦労を努力で乗り越えて、自信となる成功体験を持っていることが多い傾向にあります。
目の前の出来事に対して逃避していたり、途中で諦めていたことが多く努力や成功体験が少ない人は、自分の力や性格に自信を無くしてしまうということもあります。
自信が持てないと損をしやすくなってしまう
自信が持てないことは、やる気が出ない、何をしてもうまくいかない、というデメリットだけではなく、さまざまなことに対して悪影響を与えてしまいます。
自信を持つだけでよい方向に向かうのに、自信がないことで損をしてしまうことがたくさんあるのです。自信を持てないことでどのような損をするのか、見ていきましょう。
あらゆるチャンスを逃してしまっている
自信がないと、さまざまなことに挑戦しにくくなります。「どうせやってもうまくいかない」「怪我をするかもしれない」「自分が傷ついてしまうだけ」と考えてしまうため、前に進むことができません。
新しいことを始めることもできなくなってしまい、最初からスタートラインにつかない状態だと、仕事や恋愛、交友関係などでのあらゆるチャンスを逃してしまいます。
できないと思っているため成功率が下がる
自信のない人が成功しにくいのは、最初から「できない」と思っていることが多いです。実際に行動にはうつさないので、実際にできたかもしれない目標も無くなってしまうのです、
アスリートがイメージトレーニングを大切にするように、よいイメージを持ったり、自分はできる、と思い込んだりすることは良い結果につながりますし、最初のイメージというものはとても重要です。
体調を崩しやすい
自分に自信がないと常に緊張したり、不安になったりしている時間が多くなります。上司や友達の機嫌が悪いと、「自分が何かミスをしたかもしれない、傷つけるようなことを言ったかもしれない」と自分を責めてしまい、緊張や不安はストレスとなって重くのしかかってしまいます。
不安やストレスを溜め込みすぎると、心身の影響を与えかねなくなってしまい、どんどんモチベーションが下がってしまいます。
良好な人間関係の構築が難しい
自信のない人は、マイナス思考になりがちです。悪いことばかり言っている人と一緒にいてもつまらない思いをさせてしまうので、周囲の人から敬遠されてしまうようになります。
他人を否定したり、褒められても素直に受け止めることができないので褒めてくれた相手に対しても、傷つけるようなことを言ったりしてしまいます。自分に自信がないと、良好な人間関係をつくるのは難しくなるでしょう。
自信を持つおすすめの方法
自分に自信を持つことは、自分を向上させ、幸せに導いてくれます。性格だから仕方がない、と諦める前に、自信を持つ努力をしてみましょう。ここでは、すぐに取り入れることができる自信を持つ方法をご紹介します。
自分を一番に考えて生活する
自分に自信を持つためには、自分を好きになることや、自分をもっと大切にすることが必要です。自分を一番に考えて生活するようにしてみましょう。
例えば、「こうしなければならない」という考えを捨て、自分の思う通りにします。わがままはいけませんが、自分が正しいと思うこと、楽しいと思えることを優先するのです。「他人にこう思われるからしない」のではなく、「自分がこう思うからする」、という思考に変えてみましょう。
小さな成功を積み重ねて行く
最初から大きな目標を掲げてしまうと、たどり着くまでに挫折してしまう可能性が高いです。「やっぱり自分にはできない」と自信をなくしてしまいます。
できそうもない目標ではなく、「今日は腹筋を30回する」「今日は読書を10分する」のような、生活の中ですぐ取り入れられそうな小さな目標を、確実に達成していきましょう。
一つでも達成できると、うれしいもので、満足感も得られます。次の目標に向かうやる気も出てくるもの。小さな成功の積み重ねが、やがて大きな自信につながっていくはずです。
自分を褒めるだけの日記をつける
自分を否定していても、自分のできることや、自慢できることはあるはずです。それを日記に書くのも方法の一つ。日記をつけるときには、反省するのではなく、自分を褒めるのがポイント。
否定的なことは一切書かず、いいことだけを書いていきましょう。自信がなくなったり、なくなりそうになったりしたときには、その日記を読み返します。
他人と自分を比較するのをやめる
他人の優れた点やうらやましいと思う点を自分と比較しても、落ち込むだけです。自分がうらやましいと思う人でもその人から見れば、自分の方が優れているところやうらやまれる点があります。自分に自信がない場合、その点を忘れてしまいがちです。
自分にも人からうらやまれる点があることを忘れず、他人と比較するのをやめて、自分を否定しないようにしましょう。
筋トレやダイエットに挑戦する
確実に成果がでる筋トレやダイエットに挑戦するのもおすすめです。筋トレやダイエットは、目に見える成果が出ることと、やればやっただけ、見た目も美しくなる、健康にもなるなどメリットが多いものです。
特に筋トレなどの運動は、ストレス解消にもなり、やり終えた後、充実感や爽快感を味わえるものです。嫌な気持ちでいる時間が少なくなり、表情も明るくなるでしょう。
「ダメでもともと」の考えでなんでも挑戦する
失敗を恐れていては、自信を持つことはできません。できなかったら自信を失ってしまう、と考える前に、まずは挑戦することです。最初から何でも完璧にこなせる人はそうはいません。
失敗してできないのは自分だけ、ということはないのです。「ダメでもともと」の考えで、なんでも挑戦してみましょう。
まとめ
自分に自信がないと思っている人でも、必ず優れている点はあるもの。人と比較したり、必要以上に自分を過小評価していたりすることで、自信が持てないだけです。
自分の魅力を確認してみると同時に、小さな目標を立てて、努力してみることが大事。一つずつ成功していくたびに自信がついていくはずです。まずは自分のできそうなことを見つけてみましょう。